1. >
  2. >
  3. お中元のお礼状の正しい書き方とは?
お礼状の書き方

お中元のお礼状の正しい書き方とは?

季節の挨拶を用いる

お中元を頂いたときはお礼を述べるのがマナーであり、電話で使えるか、またはハガキや手紙で使えます。
身内ならば電話で問題ありませんが、会社の上司など日頃からお世話になった人には、ハガキや手紙で伝えるのが普通です。
ただ文面としてお礼を述べるにしても、普段会社で挨拶をするような。ありがとうございますだけでは不足です。

・季節の挨拶を用いる

まずお礼状の書き出しとしては、四季や天候に応じた季節の挨拶を用いるのが普通であり、お中元は7月中旬となりますので、夏の時期をイメージした挨拶でお礼状の文面は始めます。
また暑いというイメージ以外にも、プールや七夕などの言葉を用いても良いです。
ただし数行も長々と季節の挨拶は書く必要はありませんので、簡潔に短く書きます。

「本格的な暑さが続いていますがいかがお過ごしでしょうか」「プールではしゃぐ子供を見て元気をもらうこの頃・・・」「体に応える暑さが続きますがお変わりなくお過ごしでしょうか」などの言葉を用います。
そして手紙には横書きで、ハガキは縦書きと、他の文書を作成するときと同じようにして書いていきます。

文書の最初には拝啓、最後には敬具と書き、季節の挨拶の後にはお礼の気持ちを書き、相手に家族がいれば家族を気遣う言葉も書いておいた方が良いです。
そして文書を作成するときは、手書きで書いても、パソコンを使いワードなどで作成してハガキなどに印刷しても構いません。
ただし、印刷する場合は、毛筆体などと筆字のような書体にして印刷した方が、ゴシック体などよりは、相手への印象は良いです。
会社で取引先などと、お礼状を送る相手が多い場合も、印刷したものを使っても構いません。

目上の人や取引相手に対して

もしも取引相手の方に、会社にお中元が届いたとなると、会社として相手のお礼状を送ります。
この場合のお礼状の文章は、やはり身内や個人的にお世話になった人に比べると、多少硬くなり事務的な言葉が多くなります。
また取引先にお礼状を送るにしても、あまり文章が長いと読むのも大変であり、手紙も何枚にもなりますので、簡潔に短く書くようにします。

そして上司などの目上の人に対しては、お礼状の言葉も失礼のないように言葉を選び、日頃の感謝の気持ちも込めてお礼状を作成しましょう。
ビジネス相手や取引先へのお礼状となると、マナーとして必ず文章には拝啓と敬具は記入します。
会社として相手にお礼状を送るならば、宛名の名前は、相手がお中元を贈ってきた時の名前にします。
会社名義で贈ってきたなら会社名を、社長名義で贈ってきたならば社長名を宛名としてお礼状を作成します。
そしてお礼状を作成したときは、印刷して作成する場合でも、宛名ぐらいは手書きにした方が良いです。